読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

三びきのやぎのがらがらどん マーシャ・ブラウン-1-

アメリカ そのほか

f:id:cenecio:20160725084204p:plain f:id:cenecio:20160725181453p:plain

三びきのやぎのがらがらどん  (ノルウェーの昔話)

絵: マーシャ・ブラウン
訳: 瀬田 貞二
出版社: 福音館書店

発行日: 1965年07月

 

「ノルウェーの昔話」となっているのは、ノルウェー人のふたり、アスビョルンセン(Peter Christen Asbjoernsen, 1812-1885)とモオ(Joergen Moe, 1813-1882)が採集した北欧民話で、大変有名な話だそうです。

多くの人がなじんでいるのは、上記アメリカのマーシャ・ブラウン挿絵の絵本だと思います。

押さえた落ち着いた色使いですが、ものすごい迫力です。子供たちは目が離せないし、口もきけず、話に吸い込まれていきます。

マーシャ・ブラウンはいろいろな画風があって、同じ人と知ったときは唖然としました。(次回もマーシャ・ブラウンの絵本を扱います)

 

三びきのやぎのがらがらどん、お話は単純で、三(さん)がキーワードです。

f:id:cenecio:20160726102855p:plain

三匹とも同じなまえ。「がらがら」というのはしゃがれた声のことを表しています。「どん」は「さん」や「君」にあたる呼び方です。

がらがらどん三匹は、体の大きさは違って、絵の通り。

山の草場にいきたいのですが、途中、谷川にかかる橋があって、橋の下には大きな鬼が住んでいます。北欧では「トロル」と呼びます。

ぐりぐりめだまは さらのよう、つきでた はなは ひかきぼうのようでした。

はじめに小さいやぎが渡ります。

「すこし まてば、二ばんめやぎの がらがらどんが やってきます。ぼくより ずっと おおきいですよ」

二ばんめやぎの がらがらどんが来ます。

f:id:cenecio:20160726103906p:plain

 

あとから大きいやぎのがらがらどんがやってくることを告げます。

そしてがたん ごとん がたん ごとんと橋を鳴らしながらやってきて

「おれだ!おおきいやぎの がらがらどんだ!

と、やぎは いいました。それは ひどく しゃがれた がらがらごえでした。

 

f:id:cenecio:20160726102602p:plain

 トロルに飛びかかると、木っ端みじんにして谷底へつきおとしました。

それから山へ登っていきました。

f:id:cenecio:20160726104559p:plain

これで話はおわりです。

チョキン、パチン、ストン(英語:Snip, snap, snout. This tale's told out.)

これが話の終わりの合図で、子供たちはいつもの日常へと戻ります。

日本でも結句として「とっぴんぱらりのぷう」などがあります。

こちらが大変詳しく勉強になりました。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

 

ほかにもこんな挿絵の本があります。この挿絵も味があっていいですねえ。

f:id:cenecio:20160726104736p:plain

The Three Billy Goats Gruff (Paul Galdone Classics) (英語) – 1981年
Paul Galdone (著)

 

個人メモ

Three Billy Goats Gruff

 

今日の写真:

北欧、スウェーデンの街角写真を…古いんですが、ちょっとスキャンしてみました。1983年です。

f:id:cenecio:20160726111110j:plain

列車 当時の一等車

f:id:cenecio:20160726111125j:plain

骨董店

f:id:cenecio:20160726111134j:plain

路地と住宅