読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

わたしのワンピース

日本

f:id:cenecio:20160627145720p:plain

わたしのワンピース

作: 西巻 茅子
出版社: こぐま社

発行日: 1969年12月

まっしろなきれ

ふわふわって

そらから おちてきた

で始まります。

うちの娘がものすごく好きだった本です。

 

ミシン カタカタ

わたしの ワンピースを つくろうっと

ミシン カタカタ ミシン カタカタ

f:id:cenecio:20160627154121j:plain

なんで黒い足踏みミシンなの~? (と大人である、無粋な私は思う)

 

できた できた

ラララン ロロロン

わたしに にあうかしら

f:id:cenecio:20160627154832j:plain

お花畑をさんぽしていると

f:id:cenecio:20160627154916j:plain

ワンピースが花模様になり、

雨が降ると、水玉模様になり、

草の実模様になり

f:id:cenecio:20160627155112j:plain

あらら ことりが くさのみ たべにきた

するとワンピースが小鳥の模様になります。

f:id:cenecio:20160627155201j:plain

あれえ とんだ とんだ

 

ここ、思いもかけない展開なので子供たちは大騒ぎします。

そのあと虹が出ていたので、虹の模様になり

夕焼け模様になり

眠くなって寝てしまいます。

空には星が一杯です。

朝、目を覚ますと

f:id:cenecio:20160627155634j:plain

おひさま おはよう

あらっ

ワンピースが ほしのもようになってる

 

ラララン ロロロン

わたしの すてきな ワンピース

ラララン ロロロン ランロンロン

 

星模様のワンピースで歩いて去っていきます。(終わり)

絵本は根強い人気ですね。またグッズもいろいろ出ていて驚きました。

 

f:id:cenecio:20160627160126p:plain

 

西巻茅子さん プロフィール


1939年、東京に生まれる。東京芸術大学工芸科卒業。学生時代からリトグラフ、エッチングを手がけ、日本版画家協会展新人賞、同奨励賞受賞。「子どもが画をかくときの気持ちや大胆さを大切にしたい」と語るとおり、のびやかな線と明るい色調で描かれるその世界が、子どもの心に自然に受け入れられている。代表作『わたしのワンピース』は親子二代にわたるファンも多い。『ちいさなきいろいかさ』(もりひさし文/金の星社)で第18回産経児童出版文化賞受賞。『えのすきなねこさん』(童心社)で、第18回講談社出版文化賞絵本賞受賞。その他作品多数。

 

下のインタビューもおもしろかったです。

 

『わたしのワンピース』誕生40年!
西巻茅子さんのアトリエを訪ねました!

EhonNavi BLOG: 『わたしのワンピース』誕生40年!西巻茅子さんのアトリエを訪ねました!

 (上記サイトより引用)

―― そうして出来上がった『わたしのワンピース』。でも出版された当時は、なかなか大人には評価されなかったそうですね。


その頃の時代は、「子どもとはこうあるべき」「ためになるおはなし」といったものをいい絵本、心が打たれたお話と言って紹介される事が多くて。私の中にはちょっとした反発心もありました。
そういう事もあって出版された当初、大人は評価してくれなかったなという思いはありますよね。絵を見て「なにこれ?何が言いたいの?文字がほんの少ししかないからわからない。」なんて言われたりしましたよ。
でも出版されてから5~6年経ってくると、徐々に子ども達がこの絵本を好きだという事がわかってきたんです。子どもが自分で選んで本棚から借りていってしまうから「本棚にはいつもない絵本」。そうやって図書館の方が新聞の記事で紹介してくださったんです。

最初は評価されなかったくだり、おもしろいですね。

近くの図書館の児童室を見たら、靴を脱いて座れるコーナーに3冊くらい揃えてありました。同じ本を複数冊はほかに3~4作品くらいでした。

(終わり)

 

f:id:cenecio:20160627171051j:plain

(ZARA HOME Antwerpen)