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てぶくろ ウクライナ民話 The Mitten

ウクライナ

 みんな大好きな「てぶくろ」

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世界傑作絵本シリーズ 福音館書店

てぶくろ
ウクライナ民話

エウゲーニー・M・ラチョフ絵 /内田莉莎子訳

1965年発行のものです。

 

もちろん私は小さいころ、ウクライナなんてどこにあるかなんて知りませんでしたけど。ただ表紙に「ウクライナ民話」と書かれているし、少し大きくなるとロシア民話とは違うんだなということは認識しました。

 

ウクライナはその昔「ヨーロッパのパン籠」と異名をとるほど、豊かな農作地帯で、小麦、ライ麦、大麦、大豆、そば、じゃ. がいもなど多くの作物がとれたものです。

現在ウクライナといえばまずロシアとの確執が頭に浮かび、それからチェルノブイリ原発事故です。

私は昔、首都キエフの空港に24時間、缶詰になっていたことがあります。パリー成田便のアエロフロート機が猛吹雪のため、緊急着陸したからです。

 

「てぶくろ」の挿絵も印象的です。エウゲーニー・M・ラチョフのこの絵でなくてはだめ。と私は思うけれど、多くの人が賛同してくれるのではないかしら。

 

おしゃれぎつねさん。

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民族調の服がなんともいい味出してます。

 

全編に流れる土臭さやディテールの巧みさが魅力なんですね。

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いつの間にかてぶくろに窓ができていたりして…。ネズミは上に乗っかっているし。

子供たちが大喜びするところです。

しかも動物たちはみんな笑顔なのがわかりますね。

 

このラチョフさん、どんな人か調べてみました。1906年シベリア生まれで1997年に亡くなりました。ロシアを代表する絵本作家です。

「マーシャとくま」も福音館書店からでています。

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M・ブラートフ再話 /エウゲーニー・M・ラチョフ絵 /内田莉莎子訳

 

 

そしてこちら1978年以降の挿絵の「てぶくろ」。あか抜けましたね。

 

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 ラチョーフ夫人からのメッセージ


親愛なる日本のみなさん!
 夫・ラチョーフが絵をかいたウクライナ民話シリーズ、気に入っていただけましたか?
この中のお話のひとつ「てぶくろ」が日本でたいへん愛され、今も読みつがれていることをわたしはよく知っています。ラチョーフがかいた最初の「てぶくろ」は、1951年に旧ソ連で単行本として出版され、たちまち読者の心をつかんで、何度も何度も増刷されました。けれども当時の印刷技術はあまりよくなかったため、そのうち原画の一部がいたんで印刷できなくなってしまったのです。それで1978年に新しい民話集『麦の穂』の絵をたのまれたとき、ラチョーフは新しい「てぶくろ」をかきました。それが、今回の「てぶくろ」です。新しい絵はより色彩豊かになり、それまでラチョーフの絵の特徴だった登場人物の黒い輪郭線も消えています。そのうえウクライナの伝統的な装飾模様も、これまで以上によく合っていました。そのため新しい「てぶくろ」もたちまち旧ソ連のたくさんの方々に気に入られ、民話集『麦の穂』は、児童書の挿絵に対して贈られる最高の賞をいくつも受賞したのです。どちらの「てぶくろ」にもそれなりのよさがあり、日本のみなさんにその両方を読んでいただけることは、わたしにとって大きな喜びです。明るい太陽の光に満ちた楽しいウクライナ民話を、いつまでも愛し続けてくださることを望んでいます。
2003年12月24日 リージア・イワーノヴナ・ラチョーヴァ
http://www.ehonnavi.net/ehon/5958/%E3%81%A6%E3%81%B6%E3%81%8F%E3%82%8D/

 

 

Jan Brettの挿絵

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The Mitten
A Ukrainian Folktale
retold and illustrated by Jan Brett
G. P. Putnam Sons
ISBN: 0-399-21920-X

 

こちら英語版の挿絵も大変有名で、優れた作品だと思います。

 

おとぎ話は挿絵がとても大切で、気に入ったものは一生心の中に住み着いて残ります。